2013年 9月

特急はくたか8号

特急はくたか8号

PENTAX K-7 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL(IF) DC WR

糸魚川では乗り換え時間9分。
12時53分発の「特急はくたか8号金沢ゆき」で日本海沿いに西へ向かい、富山県の高山まで乗車します。
南小谷の7分に引き続き今回も9分しかありません。
本当はもっとのんびり旅行をしたかったのですが、今回はどうも詰め込み過ぎたようです。
この間に駅弁を購入する予定でしたが、ホームはひっそりしていて売店もありません。
コンコースまで行く時間も無いので諦めました。

「特急はくたか」は上越新幹線の越後湯沢から北陸の金沢・和倉温泉まで結び、首都圏~北陸間の動脈の一役を担っていますが、北陸新幹線開通後は存在価値が無くなってしまうため、廃止の可能性が高くなっています。
(北陸新幹線の愛称が「はくたか」になる可能性もありますが)
そういった意味で、今回が最初で最後の記念乗車です。

ますのすし

特急はくたかの車中で「ますのすし」を食べる


日本海

特急はくたか8号は日本海沿いに西に向かって快走します

駅弁が買えなかったので、昼食抜きを覚悟して「はくたか」に乗車したところ、幸運なことにすぐに車内販売のワゴンが来ました。おかげで「ますのすし」に有りつけました。
やはり本場の北陸本線の車窓を眺めながらの「ますのすし」は美味しさが違います。


糸魚川到着

糸魚川駅

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南小谷から1両編成のディーゼルカーでフォッサマグナに沿って北上し、12時44分に日本海側の糸魚川に到着。
南小谷の乗り換えは9両編成のあずさからこの1両編成のディーゼルカーだったので、混雑が不安でしたが、そんなこともなく立ち客なしのノンビリした感じでした。

ただ車窓は姫川の急流と北アルプスの急俊な山々が続くため、自然の力強さを感じました。

これで大糸線の未乗区間、信濃大町~糸魚川を制覇。


南小谷駅

南小谷駅

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大糸線内を松本・信濃大町・白馬と北進してきた「あずさ3号」は
いよいよ終点の南小谷(みなみおたり)に到着。JR東日本と西日本の境界駅です。
錦糸町が7時8分発、南小谷が11時42分着、ほぼ午前中いっぱいかかりました。

うん十年前の学生時代、よく新宿駅で当時走っていた「急行アルプス南小谷ゆき」の表示を見かけ、そのたびに
「南小谷ってどんなところなんだろう?行ってみたい!」と思っていました。
行き先が「松本」ではなくそこから更に1時間半ほど先に進んだ「南小谷」なのがプレミア感万歳だったのです。
ただ一応念願は叶いましたが、乗り換え時間が7分しかなかったので、若干物足りなかったです。

あずさ3号は松本で2両切り離しましたが、それでも堂々の9両編成でこの山の中の小駅に到着。
となりのホームに入ってきた1両編成の糸魚川ゆきワンマンカーに乗り換えです。


木崎湖

木崎湖

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「あずさ3号」は松本から更にその先、大糸線に乗り入れて南小谷(みなみおたり)まで進みます。
大糸線の信濃大町を発車してしばらくすると、仁科三湖のひとつ木崎湖が左窓に広がってきます。
私はこの仁科三湖を眺めたくて、わざわざ進行方向に向かって左側の席を指定しました。
大糸線はこの後、仁科三湖の中綱湖、青木湖の畔を北進していきます。


特急「あずさ」からの車窓

あずさからの車窓

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先週金曜から土曜にかけて、JR乗りつぶしの旅に行ってきました。
そのときの写真がしばらく続きます。

JR乗りつぶしの旅の最初のランナーは「特急あずさ3号」
「あずさ」は中央本線の老舗特急で通常は新宿と松本の間を往復していますが、この3号は早朝の千葉から出発して新宿、松本を通り南小谷(みなみおたり)まで行くという長距離ランナーです。
「あずさ」に乗る場合、我が家からは新宿が便利なのですが、都心部を特急の車窓から眺めるのも楽しいかと思い、錦糸町から乗車してみました。
隅田川を渡り、秋葉原・御茶ノ水・四ツ谷を通過して新宿停車。朝の通勤風景を隔離された特急の車内から眺めるのは少し不思議な気分です。
その後は通常のあずさと同じように、中央本線を西進し甲州路・信州路に分け入って行きます。