2015年 8月

北斗星ラストラン

北斗星ラストラン

PENTAX K-3 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL(IF) DC WR

寝台特急ブルートレインの中で唯一残っていた北斗星の最終便が、一昨日札幌をたち昨日の朝上野駅13番線に到着しました。
これで、子どもの頃から憧れていたブルートレインが、全て廃止されてしまいました。
北斗星は夫婦でも一人旅でもお世話になった思い出深い列車なので、寂しいです。

写真は札幌から走り通してきてラストスパートをかける最後の北斗星(大宮ー上野)


流鉄流山線その4

平和台駅

PENTAX K-3 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL(IF) DC WR

幸谷駅から歩き始めて2時間近く。ようやく終点の一つ手前の平和台駅に到着。
テレビ朝日のイベントで13時までに六本木へ行かなければならないため、ちょっと時間が押してきました。
まっすぐ伸びた線路の先に、小さく終点の流山駅らしきものが見えます。

流山駅構内

流山駅構内

その線路沿いを歩くと程なく流山駅構内が見渡せる踏み切りがありました。
いかにもローカル私鉄の終点という風情が嬉しいです。
今まで見てきたな黄色のなの花号と空色の流馬号のほかにも、緑や赤の電車も停まっています。

流馬号

流馬号が待っています

途中曇り空になりにわか雨の心配もありましたが、結局最後は晴れ。
青空の下で流馬号が待っています。

流山駅

終点の流山駅に到着

駅構内を跨線橋で越えて駅前に到着。
昭和の雰囲気が残ったいい駅舎です。
乗車券は普通の自動券売機のものと、窓口で買う硬券のものの2種類があったので両方買い、
硬券は記念に持って帰りました。

流山駅のプラットホーム

流馬号に乗って帰ります

炎天下を2時間半歩いてきたので、けっこうヘトヘトです。
冷たいお茶を買い、冷房が効いた流馬号に乗って帰ります。

流鉄流山線の旅おしまい


流鉄流山線その3

小金城趾駅と入場券

PENTAX K-3 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL(IF) DC WR

幸谷から歩いて次の駅の小金城趾(こがねじょうし)に到着しました。
流鉄線は全ての駅に駅員さんが常駐していて、窓口もあります。
ほとんどが無人駅なのだろうと思っていたので意外です。

窓口を覗くと入場券が売っていました。
しかも今はもう相当珍しくなった硬券(厚紙製の硬いキップ)だったので即購入です。

なの花号と流馬号の行き違い

なの花号と流馬号の行き違い

この日の流鉄線は、黄色の電車と空色の電車の2つの編成がそれぞれ行ったり来たり。
全線単線なので、真ん中の駅にあたるここ小金城趾で毎回行き違いしている様子。
黄色の電車が「なの花号」空色の電車が「流馬号」と愛称がついています。

小金城趾駅の交換風景

小金城趾駅の交換風景

2つの電車しか走っていませんが
始点の馬橋(まばし)駅から終点の流山(ながれやま)駅まで5kmちょっとしかないので
本数は約10分に1本と割と頻繁です。
なの花号と流馬号が交互にコトコトやってくるので
だんだん可愛く感じるようになってきました(笑)

小金城趾で一休みした後、また流山方面へ歩きだします。

ゴミをすてないでネ!

ゴミをすてないでネ!

しばらく歩くと川に差し掛かり、線路は鉄橋で越えています。
これはいいぞ!と思い、電車の全景を撮るために
少し下流にかかっている道路橋まで急ぎました。
ただ、さっきまでの青空がいつの間にか白く曇ってしまっています。
「白い空は親の敵と思え!」
中井精也先生のセリフを思い出す場面ですが、この構図で空をカットするのは私の貧弱なアイデアではムリ~
なのでWBを電球モードにして誤魔化しました。
なの花号と流馬号の両方撮影しましたが、黄色のなの花号のほうが良かったので、そちらを採用。

鉄橋を渡るなの花号

鉄橋を渡るなの花号

また歩き開始です。相当暑いですが、このころには終点の流山駅まで歩こうと心に決めていました。
見事なさるすべりを見つけましたが、残念ながら電車とからめることが難しく断念。

さるすべり

PENTAX K-3 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL(IF) DC WR

次の鰭ヶ崎(ひれがさき)駅を過ぎて住宅街を歩いていると、線路際に花壇を発見。

あさがおと

あさがおと

まだ10時すぎだったので朝顔が咲いていました。
一番きれいな朝顔を選び、なの花号と撮影です。

その4へつづく


流鉄流山線その2

流鉄流山線の続きです。
ノープランで来てしまったので、幸谷駅周辺で撮影後「さてこれからどうしようか」と迷いましたが、
田園風景や花々と電車という構図を求め、とりあえず下りの流山方面へ歩いてみました。

ひまわりでも咲いてないかなと思い歩いていたら
どこかのお宅の庭先に黄色い花を発見。
歩いていた畦道からちょうど花越しの電車が狙えそうだったのですが、
この時期、もう枯れ始める花が多く、きれいな部分だけに絞るのは不可能でした。

黄色い花と黄色い電車

PENTAX K-3 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL(IF) DC WR

枯れた花も入ってしまうし、電車が近すぎて何だかわからないし、イマイチでしたねぇ。
気を取り直して、また歩きます。

すると今度はちょうどいい感じの「ねこじゃらし」を発見。
上りの青い電車の顔とちょうど良い角度で納められました。
これはちょっと嬉しい。

ねこじゃらしと一緒に

ねこじゃらしと一緒に

この辺まで歩くと住宅もまばらになり、警報機も遮断機もない踏み切り(専門的には第4種踏み切りという)がちらほらと。
ローカル線の雰囲気も盛り上がります。

警報機も遮断機も無い踏み切り

警報機も遮断機も無い踏み切り

なおも歩き続けると、こんな鬱蒼としたところも。

鬱蒼とした中を走る

鬱蒼とした中を走る

最初のうちは悩みながら撮っていましたが、やっているうちにだんだん楽しくなってきました。
8月の炎天下を一眼レフを下げて歩いていれば相当な暑さですが、そんなことも感じなくなるほどです。
(こういう状態から熱中症になるんでしょうね)

その3へつづく


流鉄流山線

幸谷駅

PENTAX K-3 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL(IF) DC WR

先週の土曜日はひとりだったので、電車でも撮ろうかなと出かけてきました。
出かけた先は千葉県の流山線。
自宅からJR線で30分で着くので、気軽に行けるローカル線です。

JRの新松戸駅を降りてすぐのマンションの一階がなんとそのまま駅になっています。
駅の名前は幸谷(こうや)

幸谷駅発車

幸谷駅発車

青空の下を空色の電車が2両編成でコトコト発車していきました。

住宅地の中を走る

住宅地の中を走る

こんな風に、住宅地の中を走っています。
今度は反対方向から黄色い電車がやってきました。

明日につづく