松江・出雲の旅(2)
一畑電車の運転会のあとは
雲州平田駅からクルマで5分ほどの「木綿街道」を散策。
古い街並みが素敵です。
平田木綿は江戸から明治にかけて京都や大阪で高い評価をされていたそうです。
その木綿の流通に使われた船川周辺は木綿街道として栄え、
「酒蔵」や「しょうゆ蔵」など多くの商家が集まったそうです。
木綿街道のしょうゆ蔵では、しょうゆアイスやしょうゆソフトが売られています。
そのひとつ、持田醤油店さんで醤油ソフト(270円)を頂きましたが、
ソフトクリームに醤油の香ばしさが加わり、これがとても美味でした。
再びクルマで木綿街道を後にし、出雲の日御碕(ひのみさき)灯台へ向かいます。
平田から日御碕へは内陸の県道を走るのが近道ですが、帰りも同じ道の予定なので日本海沿いの道で往きました。
狭い道幅で海岸沿いに下りたり断崖の上に出たり相当なアップダウンを繰り返し、
人もあまり見かけないし、途中おびただしい数の風力発電機が人知れずグルグル回っていたりと、
夜だったら相当恐いだろうなと思いながらも無事に到着。
着いてみると日御碕は観光地なだけあり、道中とは裏腹に結構な賑わいで少しホッとしました。
(ただ、なぜ日本の岬ってどこでも演歌をうるさく大音量で流すのでしょうか)
灯台見学料200円を払って靴を脱ぎ、らせん階段を上って行きます。
上っても上っても終わらないらせん階段を上り詰め、ようやくたどり着いたてっぺんからの眺めは圧巻でした。
来る時に間近に見た風力発電機群もよく見えます。
岬にありがちなみやげ屋の店先で焼いている「イカの醤油焼き」の匂いに後ろ髪を引かれながら、
次は「稲佐の浜」へ向かいます。
「稲佐の浜」は国譲り、国引き神話の舞台で、旧暦10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜だそうです。
先日発売された竹内まりやのアルバム「TRAD」に、ここで撮影したショットも入っているそうです。
(私は見ていませんが安住紳一郎のラジオで言っていました)
ちなみに竹内まりやさんの実家は、出雲大社の前の旅館だそうです。
(これも安住紳一郎のラジオで言っていました)
稲佐の浜まで来ましたが、もう時間も遅くなってきたのでそろそろ松江のホテルへ向かわなければいけません。
出雲大社参りは次の日に残し、一旦出雲を後にします。
松江までの道中は、宍道湖畔の美しい景色の中を一畑電車の線路と並走します。
途中、昭和の雰囲気を残す「一畑口駅」で休憩を兼ねて駅の様子を撮影。
松江市街に入った頃はちょうど日の入り前。
宍道湖畔で美しい夕陽観賞も出来ました。
松江でレンタカーを返してホテルにチェックインし、盛りだくさんだった一日めが終わります。
2014年10月13日 07:00 | カテゴリー:DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR, PENTAX K-3 | コメント(2)