雨晴で途中下車

雨晴駅

PENTAX K-7 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL(IF) DC WR

氷見(ひみ)ゆきのディーゼルカーは、無人駅の越中国分を発車すると富山湾すれすれのところをのんびり走り、14時38分に雨晴(あまはらし)に着きます。昔からこの駅名に惹かれて行ってみたかったので、今回は途中下車して周辺を散策します。

雨晴のホームでは駅員さんが列車を出迎えていて、下車したお客さんからキップを回収しています。
最近のローカル線はかなりの駅が無人になってしまったので、駅員さんがいるとホッとします。
駅前広場には駅名票と雨晴海岸の風景写真をならべたものが展示されていました。(上の写真)

氷見線撮影

雨晴で氷見線の撮影に挑戦

氷見線の越中国分~雨晴間は鉄道写真撮影の名所になっているので、私も挑戦してみました。
写っているのは、先ほど雨晴まで乗ってきた車両で、終点の氷見で折り返してきたものです。
後で知りましたが、この場所からこの角度で撮るのは午前中が定番だそうです。そうしないと上の写真のように列車の先頭部分が暗くなってしまうからだそうで、やはり撮り鉄(鉄道撮影)は奥が深いんだなと感心させられました。私には撮り鉄よりも、単に列車に乗ってボンヤリしてればいいだけの乗り鉄のほうが性に合っているようです。

ところで「あまはらし」という地名、なんとなく愉快な感じですが、これは源義経が京都から東北へ逃亡する際に、この近くの岩陰でにわか雨が晴れるのを待ったことに由来するとのことです。

義経岩

源義経が雨宿りしたという岩(義経岩)

踏切

踏切の向こうに雨晴海岸が見えます

氷見ゆき

次の氷見ゆき列車は、国鉄時代の「たらこ色」一色

抜けるような青空の「あまはらし」をちょうど1時間散策し、清々しい気分で15時38分発の氷見ゆきに乗車します。先頭車両が懐かしい旧国鉄時代の「たらこ色」に塗られたキハ47の2両編成がきました。


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